コンテンツにスキップ

東阪企画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社東阪企画
Tohan Kikaku Co. Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
162-0805
東京都新宿区矢来町28-9
設立 1975年(昭和50年)8月1日
業種 情報・通信業
法人番号 3011101014249 ウィキデータを編集
事業内容 テレビ番組企画制作、テレビ局への人材派遣、ビデオパッケージ制作、イベント企画・演出 他
代表者 代表取締役社長 碓田千加志
資本金 1000万円
従業員数 45名
関係する人物 澤田隆治(創業者、元会長)
外部リンク http://www.tohan-kikaku.co.jp/
テンプレートを表示

株式会社東阪企画(とうはんきかく)は、日本のテレビ番組制作プロダクション

てなもんや三度笠」などを手がけた朝日放送(ABC)プロデューサー澤田隆治によって1975年に設立された。

制作部はドラマ部門・情報バラエティ部門に分かれている。

歴史

[編集]

テレビ黎明期よりバラエティー番組を中心に演出を手がけていた朝日放送の澤田隆治に、日本テレビ制作局長の井原高忠が系列局の垣根を越えて上京を薦め、1975年8月1日に朝日放送と大阪東通の共同出資により設立した。社名の「東阪」は、「東京でも大阪でも活躍できるように」との朝日放送の当時社長・原清の願いを込めたもので、澤田は業界として異例の、朝日放送に籍を残しながら東阪企画の代表を兼務する形となった。

設立以降、東京12チャンネル(現:テレビ東京)の「引田天功シリーズ」や、日本テレビの「喜劇復活祭」などのバラエティー番組を手掛け、1979年には民放で当時初の全国規模の大型情報朝ワイド「ズームイン!!朝!」(日本テレビ)の企画・立ち上げにも参画した。さらに1979年からは「花王名人劇場」(関西テレビ)の制作に参画し、漫才の一大ブームを巻き起こすきっかけに繋がった。

テレビドラマも手がけ、山下清の伝記をモチーフとした「裸の大将」など、数多くのヒット作を生み出した。

概要

[編集]
  • 本社:〒162-0805 東京都新宿区矢来町28-9
  • 汐留分室:〒105-0021 東京都港区東新橋2-16-1 ルーシスビル601号
  • 代表取締役社長:碓田千加志
  • 取締役副社長:大久保徳宏(人事担当)
  • 取締役:高井健司(労務担当)
  • 取締役:藤好耕(営業担当)

スタッフ

[編集]
ドラマ部
  • 大下晴義(プロデューサー)
  • 堀貞雄(プロデューサー)
  • 内丸摂子(プロデューサー)
  • 横山千賀(プロデューサー)
  • 土橋覚(プロデューサー)
情報バラエティ部
  • 武井泉(社長、プロデューサー)
  • 碓田千加志(取締役、チーフディレクター/プロデューサー)
  • 大久保徳宏(取締役、チーフディレクター/プロデューサー)
  • 藤好耕(取締役、チーフディレクター)
  • 高田耕作(取締役、プロデューサー)
  • 石島良治(プロデューサー)
  • 三門綾子(プロデューサー)
  • 坂本水奈(プロデューサー)
  • 曾根尚(プロデューサー)
  • 高井健司(チーフディレクター)
  • 中村克之(ディレクター)
  • 沼波恭一(ディレクター)
  • 藤田正和(ディレクター)
  • 狩野丈志(ディレクター)
  • 本多哲也(ディレクター)
  • 桧皮雅史(ディレクター)
  • 田中護(ディレクター)
  • 大島敦子(ディレクター)
  • 中尾阿実(ディレクター)

元所属スタッフ

[編集]
  • 澤田隆治(創業者)
  • 松本明
  • 八田栄一
  • 宇津圭太

制作番組

[編集]

テレビドラマ

[編集]

情報・バラエティ番組

[編集]

放送中の番組

[編集]
レギュラー

動画配信

[編集]

過去に制作を手がけた番組

[編集]
レギュラー
単発・特番
ネット配信

制作したソフト

[編集]
  • てなもんや三度笠 決定版(VHSビデオテープ、製造:東阪企画、発売:ヴイワン、1巻3話・全5巻)
    • 澤田隆治が過去に演出した番組「てなもんや三度笠」のビデオ・シリーズ第3版。他のビデオ・DVDに収録されていないレア・エピソードが収録されている。
  • 談志が選んだ艶噺しその1(カセットテープ全10巻、制作:東阪企画、発売:ヴイワン)
  • 談志が選んだ艶噺しその2(カセットテープ全10巻、制作:東阪企画、発売:ヴイワン)
  • 横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション
  • 花王名人劇場『立川談志×桂枝雀』

外部リンク

[編集]