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トヨタ・デリボーイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

デリボーイDeliboy)は、トヨタ自動車が製造・販売をしていた小型貨物自動車である。

概要

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デリボーイ
KXC10V/CXC10V
概要
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1989–1995年
ボディ
乗車定員 2-5名
ボディタイプ 3ドアバン
エンジン位置 フロント(ボンネット)
駆動方式 FR
パワートレイン
エンジン 1.5L 直4 OHV ガソリン
2.0L 直4 SOHC ディーゼル
変速機 3(ガソリン)/4(ディーゼル)AT
5MT
サスペンション
トーションビーム
リーフスプリング
車両寸法
ホイールベース 2,500mm
全長 4,385mm
全幅 1,650mm
全高 1,985mm
車両重量 1,200-1,250kg
最大積載量 600kg
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「日本初の大衆クラスのウォークスルーバン」と謳い、既存の途上国市場向け車種の3代目キジャンをベースに開発され、当時のトヨタオート店から発売された。既に発売されていたクイックデリバリーの縮小版といった趣きで、右側がヒンジドア、左側がスライドドア、後部ドアが観音開きのウォークスルーバンである。

主に配送や移動販売車などに使われた。トランスミッションはコラム5速MTとコラム3速 (1500cc) / 4速 (2000ccディーゼル) ATがあった。エンジンは1500ガソリン5K-Jと2000ディーゼル2C-IIIであり、駆動方式はFRのみで4WDの設定は無かった。基本としてライトエーストラックなど、1トン積み商用車の流用部品で構成されている。車体設計の一部と生産はアラコに委託されていた。

業務用としての活躍は殆ど見られなくなったが、製造中止から25年以上経った現在もトランスポーターや独特の雰囲気からかカスタムカーのベース車として人気がある。グレードは乗車定員と内装の違いで、2人乗りが201と202、5人乗りに501と502があった。パワーウインドウは設定されていない。助手席は折り畳み式、後部座席は左右非対称分割式となり、右側が2人掛けベンチシートと左側シートは側面に折り畳み式を採用していた。荷室の窓もグレードにより有無がある。

セミキャブオーバーのため、キャブオーバーよりも必然的にスペース効率が悪い、ドア枚数が少ない、助手席が質素過ぎた等が生産中止・販売不振の原因として挙げられる。

2022年8月19日公開の日本映画バイオレンスアクション』(主演:橋本環奈)ではトヨタ・プロボックスと共に登場する[1]

歴史

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型式 KXC10V/CXC10V型(1989年 - 1995年)

販売店

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脚注

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  1. ^ バイオレンスアクション の映画情報”. Yahoo!映画. 2022年10月18日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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