Remove ads
福島県いわき市にある東日本旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
いわき駅(いわきえき)は、福島県いわき市平字田町(たいらあざたまち)[2]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である[1]。事務管コードは▲421134[4]。
いわき市の中心駅である[1]。いわき市は1966年(昭和41年)に大規模合併により成立した市であるが、いわき駅が立地する中心部は、1966年(昭和41年)以前は平市を称しており、駅名も開業以来平駅(たいらえき)であった[1]。いわき市が成立した後も駅名はそのままであったが、1994年(平成6年)12月3日にいわき市などの要望により、現在のいわき駅に改名している。
当駅は浜通り地方から中通り地方・宮城県・茨城県の三方を結ぶ拠点駅である。旧 平市の時期およびいわき市の成立後も市役所が置かれるなど、当駅周辺は市の中心地区であり、浜通りの一大拠点となっている。
いわき駅周辺再生拠点整備事業により、駅舎改築・南北自由通路・南口駅前広場のペデストリアンデッキ・バスターミナルなどが整備された。2007年(平成19年)10月25日に橋上新駅舎に移転したほか、駅前には複合施設が入居する再開発ビル「ラトブ」 (LATOV) が開業した。また、2009年(平成21年)6月19日に橋上駅舎に付随する「いわき駅ビル」が開業し、2010年(平成22年)3月25日には南口駅前広場の供用が開始された。
当駅に乗り入れている路線は、常磐線と磐越東線の2路線である。このうち、当駅の所属線と扱われる常磐線[5] では、運行上の要衝のひとつとなっている。
島式ホーム3面6線の地上駅で、橋上駅舎を有している[1]。ホームは2019年度(令和元年度)に嵩上げされた(1番線 - 4番線)。
みどりの窓口、自動券売機、指定席券売機(改札内にも設置)、自動改札機(Suica、えきねっとQチケ対応)、自動精算機(仙台Suicaエリアの仙台駅からの常磐線各駅のICカード入場の精算出場処理にも対応)が設置されている。このほか、VIEW ALTTE(改札外)、セブン銀行ATM(改札内、2020年〈令和2年〉10月31日設置[報道 14])、NewDays(改札内)[報道 3]、ご当地スイートショップ(自由通路内、2020年〈令和2年〉10月30日開業[報道 15])、エレベーター、エスカレーター、待合室、トイレ、フルカラーLED発車案内(改札前)などが設置されている。
いわき統括センター所在駅である。また、直営駅であり、管理駅として常磐線内の勿来駅 - 夜ノ森駅間を管理下に置く。
駅の機能は2階にあり、改札口周辺にはみどりの窓口・自動券売機・びゅうプラザ(旅行センター)・売店・待合室・トイレなどがあった。
跨線橋に平行する自由通路「平安橋」の5・6番線寄りには橋上改札口があり、2005年(平成17年)7月まで朝・夕の通学時間帯のみ営業していたが、橋上化工事に伴い取り壊された。また、1・2番線と3・4番線のホームにそば店があったが、2007年(平成19年)3月31日に閉店した。
1・2番線にあった駅弁売り場は2017年(平成29年)9月30日をもって閉店した。以下は基本的に閉店前の状況を記載する。
主な駅弁は下記の通り[11]。
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は4,999人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||||
---|---|---|---|---|
年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 8,035 | [利用客数 2] | ||
2001年(平成13年) | 7,960 | [利用客数 3] | ||
2002年(平成14年) | 7,919 | [利用客数 4] | ||
2003年(平成15年) | 7,541 | [利用客数 5] | ||
2004年(平成16年) | 7,246 | [利用客数 6] | ||
2005年(平成17年) | 7,031 | [利用客数 7] | ||
2006年(平成18年) | 6,828 | [利用客数 8] | ||
2007年(平成19年) | 6,650 | [利用客数 9] | ||
2008年(平成20年) | 6,487 | [利用客数 10] | ||
2009年(平成21年) | 6,268 | [利用客数 11] | ||
2010年(平成22年) | 6,004 | [利用客数 12] | ||
2011年(平成23年) | 4,175 | [利用客数 13] | ||
2012年(平成24年) | 2,492 | 3,503 | 5,996 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 2,504 | 3,632 | 6,136 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 2,494 | 3,415 | 5,910 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 2,600 | 3,541 | 6,142 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 2,555 | 3,536 | 6,092 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 2,533 | 3,495 | 6,028 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 2,459 | 3,412 | 5,872 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 2,339 | 3,351 | 5,690 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)1,271 | 2,979 | 4,251 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)1,344 | 2,852 | 4,197 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)1,796 | 2,866 | 4,662 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)2,066 | 2,933 | 4,999 | [利用客数 1] |
北口脇には竜ヶ城の小山がそびえている。
北口側・南口側共に再開発事業が進んでおり、北口には城跡公園の整備と松村総合病院の移転が予定されている[報道 11][報道 16]。このうち、南口にはホテル「B4T いわき」・商業施設「エスパルいわき」・マンションが建設され、ホテルや商業施設は2023年(令和5年)1月15日に開業した[報道 12][報道 11]。
一般乗合路線バスの運行は、すべて新常磐交通の担当である。
2010年(平成22年)3月25日より新しいバスターミナルの供用が開始された。これにより、当駅を通過していた上平窪・小川方面高崎・赤井岳下方面のバスも当ターミナルに乗り入れするようになった。
のりば | 路線名 | 運行事業者 | 行先 | 出典 |
---|---|---|---|---|
1 | いわき号 |
|
東京駅 | [12] |
2 | いわき - 仙台線 | 新常磐交通 | 仙台 | |
いわき - 福島線 |
|
福島 | ||
いわき・日立 - 東京ディズニーリゾート線 |
|
東京ディズニーリゾート | ||
いわき - 郡山 - 会津若松線 |
|
郡山・会津若松 |
「いわき駅前」停留所にて、新常磐交通いわき中央営業所や新常磐交通北営業所が運行する以下の路線バスが発着する。
「いわき駅北口」停留所にて発着する。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.