コース: 試験対策:基本情報技術者試験 コンピュータシステム
今すぐコースを受講しましょう
今すぐ登録して、24,100件以上登録されている、業界エキスパート指導のコースを受講しましょう。
入出力インタフェースの種類と特徴について
プリンターやディスプレイ、 外付けハードディスクなど パソコンは様々な周辺機器を 接続することができます。 どのような仕組みでこれらの周辺機器と パソコンを繋ぐことができるのでしょうか? パソコンの横を見てみると、 いろいろな種類の差込口があるのが 確認できると思います。 この差込口を使って USB メモリやプロジェクター、 外付けハードディスクなど いろいろな周辺機器を接続しますね。 入出力インターフェースとは、 パソコン本体と周辺機器を 接続するための規格の総称です。 入出力インターフェースによって ケーブルの差込口の形や 信号のやり取りの方法が決められています。 入出力インターフェースは 直列で1ビットずつ転送する シリアルインターフェースと 並列に複雑ビットを同時に転送する パラレルインターフェース、 そして、ケーブルを使用しない 無線インターフェースがあります。 従来、1ビットずつ転送する シリアルインターフェースよりも 複数の信号を一度に転送可能な パラレルインターフェースの方が 高速だとされていましたが、 シリアルインターフェースは 長距離を安定して伝送でき 複数の端子間のタイミングの同期や 信号線間の干渉なども 考慮しなくてよいため、 近年ではシリアルインターフェースで 高速化を図るのが主流になってきました。 代表的なシリアルインターフェースに USB、IEEE394、SATA などがあります。 パラレルインターフェースは 並列に複雑ビットを同時に転送します。 代表的なパラレルインターフェースとして SCSI や IDE などがありました。 これらは主にハードディスクや 光ディスク装置の接続に用いられましたが、 シリアルインターフェースの高速化により 現在ではほとんど利用されなくなりました。 そして、現在では シリアルインターフェースとともに ケーブルを使用しない 無線インターフェースも利用されています。 代表的な無線インターフェースとして IrDA とBluetooth があります。 コンピュータの性能が 向上するのと並行して、 入出力インターフェースも 進化してきました。 今後はさらに利便性の高い 入出力インターフェースが 開発されていくものと思われます。