ザイリンクス

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ザイリンクス (: Xilinx, Inc.) は、FPGAを中心としたプログラマブルロジックデバイスを開発していたアメリカ合衆国カリフォルニア州半導体製造企業である。2023年6月にAMDに吸収合併されて消滅した[2]

ザイリンクス
Xilinx Inc.

ロゴと本社正面
種類 株式会社
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州サンノゼ
設立 1984年
業種 半導体
事業内容 プログラマブルロジックデバイスの開発および販売
従業員数 約3000人
外部リンク https://www.xilinx.com/
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ザイリンクス株式会社
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
141-0032
東京都品川区大崎一丁目2番2号
代表者 代表取締役 サム ローガン
資本金 8350万円
純利益 5498万6000円(2019年03月31日時点)[1]
総資産 6億8627万7000円(2019年03月31日時点)[1]
決算期 3月末日
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プログラマブルロジックデバイス、IP、開発環境を提供している。1984年に創立され、本社をカリフォルニア州サンノゼに構えていた。日本法人はザイリンクス株式会社。製造を社外ファウンドリに委託するファブレス半導体企業である。2022年AMDの子会社となった。

主な製品

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ザイリンクスのFPGAの一つであるSpartanシリーズ

プログラマブルロジックデバイス

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  • Virtexシリーズ - 高性能型
    • Virtex UltraScale+ (TSMC 16nm)
    • Virtex UltraScale (TSMC 20nm)
    • Virtex-7 (TSMC 28nm)
    • Virtex-6
    • Virtex-5
    • Virtex-4
    • Virtex-II
    • Virtex (初代)
  • Kintexシリーズ
    • Kintex UltraScale (20 nm)
    • Kintex-7 (28 nm)
  • Artixシリーズ
    • Artix-7
  • Spartanシリーズ - 低価格型
    • Spartan-7
    • Spartan-6
    • Spartan-3
      • Extended Spartan-3A
      • Spartan-3AN
      • Spartan-3A DSP
    • Spartan-II
    • Spartan (初代)
  • Zynqシリーズ
    • Zynq UltraScale+ RFSoC
    • Zynq UltraScale+ MPSoC
    • Zynq-7000 - ARM Cortex-A9 搭載
  • XCシリーズ - すでに廃盤
    • XC2000
    • XC3000
    • XC3100
    • XC4000
    • XC5200
    • XC6200 初めてのパーシャルリコンフィグFPGA
  • CoolRunnerシリーズ
  • XC9500シリーズ

開発環境

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同社 FPGA/CPLD の回路設計を行う開発環境として、Vivado HLx, SDSoC, SDAccel, ISE[3] を提供している。すべてのデバイスに対応した有償版ISE Design Suiteと、デバイスに制限のある無償版ISE WebPackがある。2018年4月9日に、最新リリースとなるVivado HLx 2018.1をリリースした[4]

IPコア

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2007年11月にソフトプロセッサであるMicroBlaze v7を提供した。MMU (Memory Management Unit) を搭載可能で、Linux を正式にサポートしている。その他、PicoBlaze を始めとして様々なIPコアを提供している。

歴史

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  • 1984年: 創業
  • 2003年
    • 4月15日: Spartan-3を発表[5]
  • 2004年
    • 6月8日: Virtex-4を発表[6]
  • 2006年
    • 5月15日: Virtex-5を発表[7]
  • 2009年
    • 2月2日: シリーズ(Virtex-6, Spartan-6)を発表[8]
  • 2010年
    • 6月21日: 7シリーズ(Virtex-7, Kintex-7, Artix-7)を発表[9][10][11]
  • 2018年
    • 3月19日: APAC(適応型演算アクセラレーション プラットフォーム)を発表[12]
  • 2020年
    • 10月27日: 半導体大手AMDに買収されることに合意した[13]
  • 2022年2月14日: AMDによる買収が完了した[14][15]

脚注

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  1. ^ a b ザイリンクス株式会社 第30期決算公告
  2. ^ 424B3”. www.sec.gov. 2023年5月18日閲覧。
  3. ^ Xilinx, Inc. (2009年4月27日). “Xilinx: Design Tools”. 2009年6月7日閲覧。
  4. ^ ダウンロード
  5. ^ "ザイリンクス、半導体業界の地図を塗り変える先進の 90nm Spartan-3 FPGA を発表" (Press release). ザイリンクス株式会社. 2003年4月15日. 2016年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月29日閲覧
  6. ^ "ザイリンクス、業界初のマルチプラットフォーム FPGA ファミリ Virtex-4 シリーズを発表" (Press release). ザイリンクス株式会社. 2004年6月8日. 2008年8月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月29日閲覧
  7. ^ "ザイリンクス、65nm プロセスによる業界最高性能の FPGA プラットフォーム Virtex-5 ファミリを発表" (Press release). ザイリンクス株式会社. 2006年5月16日. 2007年5月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月29日閲覧
  8. ^ "ザイリンクス、新しいターゲット デザイン プラットフォームにむけて 2 つの次世代 FPGA ファミリ Virtex-6 と Spartan-6 を発表" (Press release). ザイリンクス株式会社. 2009年2月3日. 2011年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月29日閲覧
  9. ^ "Xilinx 7 Series FPGAs Slash Power Consumption by 50% and Reach 2 Million Logic Cells on Industry's First Scalable Architecture". PR newswire (Press release) (英語). Xilinx, Inc. 21 June 2010. 2024年6月29日閲覧
  10. ^ "ザイリンクス7シリーズFPGAを発表、消費電力を50%削減、業界初のスケーラブルなアーキテクチャで200万ロジック セルを達成". CNET japan (Press release). JCN株式会社. 2010年6月22日. 2024年6月29日閲覧
  11. ^ ザイリンクスが28nm製造技術を適用した新FPGAを発表”. EE Times Japan. アイティメディア株式会社 (2010年6月22日). 2024年6月29日閲覧。
  12. ^ "ザイリンクス、革新的なアダプティブ コンピューティング製品カテゴリを発表". PR TIMES (Press release). ザイリンクス. 2018年3月20日. 2024年6月29日閲覧
  13. ^ AMD、競合のXilinxを350億ドルで買収 Intelと競合するデータセンター事業強化”. ITmedia NEWS (2020年10月28日). 2020年11月5日閲覧。
  14. ^ "AMD Completes Acquisition of Xilinx" (Press release). Advanced Micro Devices, Inc. 14 February 2022. 2024年6月29日閲覧
  15. ^ 株式会社インプレス (2022年2月15日). “AMD、Xilinxの買収を完了”. PC Watch. 2022年2月15日閲覧。

外部リンク

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